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はがき伝道 令和年 7月 381号 真福寺

 

誇りを持つこと

 

 私は、人間として生まれ、

今ここに立っている。

自分に誇りを持つこと。

自分を産んでくれた両親に

誇りを持つこと。

自分や両親まで

生命をつなげてくれた

御先祖様を尊敬し、誇りを持つこと。

 

 そのご先祖様は寺に休んでいます。

尊敬し、誇りをもって自分を守ってくれた

ご先祖様が眠る寺に誇りを持つこと。

それは自然に沸き起こるものであると考える。

自分と御先祖様と寺は

繋がった縁である。

私はその大きな魂の集まった大海に浮かぶ

小舟のような存在である。

こんな幸せはない。

自分に誇りを持つことが大事である。

今、ここに、

生かされていることを感謝し、

一生懸命生きることが

大切であると私は考える。

 

 私は縄文時代より現代まで

連綿と繋ぎ伝えてもらった

命のおかげで生きている。

こんな幸せはありません。

当たり前にそこにいて、

当たり前に会話して、

当たり前に毎日を生活する。

それがなんと大事なことであり、

幸せなことかと思うこの頃である。

 

 去年の12月に

生活していた当たり前が、

コロナ感染症により、

半年後の今は、

もう当たり前でない

毎日の生活となっている。

コロナの疫病が世界を動かし、

世界の大変動が起こりかねない

経済生活に激変しているのが

今である。

過去から現在まで

そうしたパンデミックを経験しながら、

ご先祖様は生きて、

生き抜いて

私に命をバトンタッチして

繋いでくれたのです。

ご先祖様に感謝です。