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はがき伝道

2026.04

  • はがき伝道 2026年4月20日

    はがき伝道 令和8年4月 455号 真福寺

     

     

    驚風萍葉開 けいふうへいようをひらき

    帯雨池聲大 あめをおびていけせいだいなり

    青蛙抱佛心 せいあぶっしんをいだき

    踏上蓮花坐 ふんでれんげにのぼりざす

                  清 袁枚

     

    春風が地面をなでる時、

    水面の蓮葉が目を覚ます。

    5月の雨が池面を聲大に打ち出すところ

    蛙も賑やかに競鳴する。

    池中に眠る蛙も仏心に目覚め、

    蓮花台に踏上して

    お釈迦様の心を知ろうと

    坐禅三昧をまねぶ風情が美しい。

     

    インドで誕生した仏教が三国に伝播し、

    日本で花を咲かせてはや2500年の年月が過ぎた。

    今なお輝々として光彩を放っている。

    生誕祭を祝するように

    蛙さんも蓮池で坐禅をまねぶ姿が

    美しく感じることも

    安心を満喫すればこそである。

    生死事大、光陰可惜、無常迅速、時人不待である。

    日々新々、今この時を大切にしましょう。

     

    袁枚(エンバイ)は中国清朝(18世紀)の人物である。

    彼は南京の隨園で33歳以後隠居生活し、

    多くの詩を残して82歳で亡くなった。

    乾隆の三大詩人の一人である。

     

  • はがき伝道 2026年4月20日

    はがき伝道 令和8年 3月 454号 真福寺

     

    戦後81年の今を思う。

    春の訪れがそちらこちらに

    感じられる令和8年3月です。

    昭和20年(1945年)敗戦により

    日本はすべてを失った。

    国際通貨は昭和20年9月当時1ドル5円であった。

    それがドッヂラインの中で1ドル360円となる。

    昭和45年(1970)ニクソンショックで

    360円が変動相場制になり、

    令和7年(2025)1ドル150円代になる。

    360円の時代、日本は一生懸命働いて働いた。

    結果国力が回復する。

    昭和20年代、敗戦により焼野原で、

    ぺんぺん草を食べるような食糧難の生活をしていた。

    その中、GHQの統治下、

    低生産の第一次産業しか許可されない日本だったのです。

     

    昭和25年、朝鮮戦争により独立を許され、

    第二次、第三次産業が解禁される。

    昭和30年(1955)以降、経済工業立国に成長してゆく。

    高度成長時代である。

    その後の日本の発展の基礎が出来上がる。

    しかし、基本的に敗戦国日本の独立は

    米国はじめ連合国の支配下の枠組みを

    乗り越えるものではないのです。

    連合国の枠組みの中で許される成長であることを

    忘れてはいけないと思っている。

    令和8年3月戦後81年が過ぎ、

    戦後の何もない0成長の時代から

    高度な文化力を持つ国になった。

     

    縄文時代から現代まで

    途切れる事のない伝統文化の継承があったから

    奇跡の復活ができたのだと思う。

  • はがき伝道 2026年4月20日

    はがき伝道 令和8年 2月 453号 真福寺

     

    春秋地を巡ること

    変わらざる歴である

    喜怒哀楽は碧波の心である

    生死の一燈は無尽の光なり

    日々新々として一隅を照らす

     

    春夏秋冬の一年の姿は

    変わらざる自然の営みである。

    スパイラル(螺旋状)に毎年暦をめくり、

    前進していく不易の大自然の運行です。

    その自然の中で人は生まれて死んでいく

    小さな存在です。

     

    生老病死を人生の一生とするなら

    喜怒哀楽は人生の一生に付き合って生まれる

    心のきらめきであり、

    かなしみであり、怒りであり、喜びであり、楽しさである。

     

    人の一生は、

    誕生から死にいたるまで、

    ローソクの炎のように燈り続ける

    有限なたった一つの、

    二度と生まれてくることのできない

    尊い燈火のようなものです。

     

    毎日毎日新しい一日を

    日めくりしながら

    二度とない人生を

    与えられた場所で

    一燈を照らすことが人生です。

    キラリと光る一燈を照らして

    納得のいく充実した人生を送る

    一生でありたいと思っています。

     

  • はがき伝道 2026年4月20日

    はがき伝道 令和8年 1月 452号 真福寺