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はがき伝道

2019.01

  • はがき伝道 2019年1月17日

    はがき伝道 平成31年 1月 363号 真福寺

     

    「己事究明」

     

     自分自身の心田を耕すことが大事である。

    心の井戸を掘り続けることが大切である。

    そこには自己本来の

    清浄な心の清水がこんこんと湧き出ている。

     

     実際に私がそこまで修行を積んでいるとは思っていない。

    しかし、私は己事究明が一番大事であると思っている。

    自己研鑽は大事である。

     

     日本人の素晴らしさを

    アインシュタインは

    大正11年(1922)来日したときに

    寄稿文に書いている。

     

     「日本人が本来持っていた、

    個人に必要な謙虚さと質素さ、

    日本人の純粋で静かな心、

    それらのすべてを

    純粋に保って、

    忘れずにいてほしい」と。

     

    おのれを謙虚に質素に静かな心を保つことが、

    日本人の心の文化だと言っている。

    まさに心田を耕し、

    己事究明するとき、

    自然と謙虚に質素に静かな清流の

    水の如き心が

    こんこんと湧き出てくるのだと思う。

     

     即今、只今只今を真剣に生きることが、

    一気一息即一生ということになる。

    ただただ、思うのですが、

    なかなか実地を生きることは

    難しいものです。

    それでも私は一生懸命

    「あすなろ」の心で、

    己事究明を大事にして

    今年を生きていくつもりです。

     

     「山川草木、悉有仏性」の仏語の如く、

    私も大自然の大宇宙の一隅に命を頂き、

    今、ここに生かされていることに

    感謝しています。

    父母の縁でこの世に命を紡いでいただき、

    多くの御縁に出会い、

    今の自分があることを

    感謝しています。

     

     良い禅の師匠に拾って頂き、

    今、この年になって、

    己事究明という命題を頂き、

    坐禅を通し、

    日常の生活を通して

    心田を耕すことを、

    日々忘れないようにしていきたいと思っている。

     

     

     

  • はがき伝道 2019年1月17日

    はがき伝道 平成30年12月 362号 真福寺

     

    「38億年の生命の絆がたどりついた、一息の幸せ」

     

     健康な人間には理解できないことがある。

    まず、一息一息をあたりまえに

    呼吸しているのが健康体の姿である。

    一息一生と考えることはないのが

    当たり前の人生である。

    息を吸って吐いて

    毎日そうして生活している自分が、

    ある日呼吸ができない病気になった時、

    一息の有難さを実感する。

     

     今、ここに生きている。

    生かされている幸せを実感する。

    不治の病により、

    毎日の生活に不便が出たとき、

    健康な自分を思い出す。

    生かされている自分の人生に

    ありがとうの心が生まれる。

     

     地球が誕生して138億年、

    私たちの生命が地球に誕生してより

    38億年が経過して今の時代になっている。

     

     生命が「おぎゃー」と誕生してから38億年、

    その間、一度も生命の連鎖が切れることなく、

    私たちまでたどりついているのだ。

     

     38億年の生命の大樹の先端に

    私たちの生命はいることになる。

    赤ちゃんが産まれるためには

    38週間母体にいることが

    当たり前になっている。

    1週間が1億年の進化に相当する。

    38週経過して38億年の生命進化を経験し、

    「おぎゃー」と産まれたのが私たちである。

     

     今、ここに生きていることは

    本当にありがたいことである。

    生きているだけで最高。

    今ここにいるだけで、

    もう幸せということである。