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はがき伝道 2025年10月11日
はがき伝道 449号 補助線
はがき伝道 令和7年10月449号 真福寺
「補助線」
目に見える見えないに関わらず、
人生の補助線を持つことは大事である。
誰でも気づかぬ内に人生の補助線を持ち、
一生を送っている。
気づくか気づかぬかは一生の中で大きな差を生む。
御先祖様が大切にしていた補助線、
神様から授かった大切な補助線は
感謝の心で気づく。
それが次なる補助線の存在への
気づきとなるのです。
哲学者梅原猛氏は数学の幾何学は
補助線に気づけば問題は解決すると言った。
中村天風氏は「体力」「胆力」「判断力」
「決断力」「精力(気力)」「知力」の6つが大事と言った。
一生を無事幸福に生きるために
色々な分野にその人に合った補助線を発見し
実践することである。
時々刻々と変化する時代の風景に合った
補助線を発見し、
実践することである。
「春は花 夏ほととぎす
秋は月 冬雪さえてすずしかりけり」と詠む中に、
無限の補助線が隠されている。
その人の人生のあり方によって
無尽蔵の生き筋に気づかず、
一生を終わることもある。
時代の節々に浮沈する補助線を見つけて
実践実行するものが成功の女神に微笑んでもらえるのだ。
私は肯定する心で生きることを心掛けている。
批判精神を持たず
肯定する心で
自己研鑽を日々するプラス思考で生きることを
補助線として気づくまでに
なんと多くの時間を労したことかと思っている。
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はがき伝道 2025年10月11日
はがき伝道 448号 感謝
はがき伝道 令和7年9月448号 真福寺
「ありがとう」「感謝」「安心」という食事を
仏壇に休んでいる御先祖様へ
お供えしましょう。
その食事はお経です。
お寺という食堂で
お経という料理を
御先祖様へお供えする。
「感謝」と「ありがとう」という優しい心をふりかけ
お経をお供えするのです。
死者も生者も笑顔で安心して暮らしたいと思うことは同じです。
お経は旅立って休む人々、
御先祖に届ける言葉なのです。
神様仏様が遊ばれる所で
仲間に入れてもらう儀式が冠婚葬祭です。
出産を両親家族親族で喜び福を分け合う。
七五三の祝いを神仏に祈り、
無事成長を願うお宮参り。
成人となった若者が社会人として
無事成長することを祝福する成人式の儀式。
四季折々の神仏の祭りや
春秋の彼岸会、
四月の花まつり、七月八月の御盆行事、
盆踊り、御先祖年回忌供養、
個人個人の葬送儀式等々は
神聖な儀式祭典である。
それは神様仏様が遊ぶための
神聖な儀式祭典である。
その祭典に立ち会わせて頂くのが
私達生者だということを
忘れないことです。
神様、仏様、御先祖様が
楽しく遊ぶことが祭りです。
神様仏様が不愉快になるようなことは
私たちに不安と禍をもたらします。
心から感謝し、安寧を祈念する真心を献ずることで、
神様仏様は笑々喜々として
祭りを遊ぶことができるのです。
そのおこぼれを頂いて
安心と平安無事に生活することができるのです。
秋の祭り、五穀豊穣、秋の彼岸、神社仏閣にお参りに行きましょう。