自然豊かな寺院 桜井山真福寺にようこそ | 桜井山 真福寺

はがき伝道 455号 春風

  • はがき伝道 2026年4月20日

    はがき伝道 令和8年4月 455号 真福寺

     

     

    驚風萍葉開 けいふうへいようをひらき

    帯雨池聲大 あめをおびていけせいだいなり

    青蛙抱佛心 せいあぶっしんをいだき

    踏上蓮花坐 ふんでれんげにのぼりざす

                  清 袁枚

     

    春風が地面をなでる時、

    水面の蓮葉が目を覚ます。

    5月の雨が池面を聲大に打ち出すところ

    蛙も賑やかに競鳴する。

    池中に眠る蛙も仏心に目覚め、

    蓮花台に踏上して

    お釈迦様の心を知ろうと

    坐禅三昧をまねぶ風情が美しい。

     

    インドで誕生した仏教が三国に伝播し、

    日本で花を咲かせてはや2500年の年月が過ぎた。

    今なお輝々として光彩を放っている。

    生誕祭を祝するように

    蛙さんも蓮池で坐禅をまねぶ姿が

    美しく感じることも

    安心を満喫すればこそである。

    生死事大、光陰可惜、無常迅速、時人不待である。

    日々新々、今この時を大切にしましょう。

     

    袁枚(エンバイ)は中国清朝(18世紀)の人物である。

    彼は南京の隨園で33歳以後隠居生活し、

    多くの詩を残して82歳で亡くなった。

    乾隆の三大詩人の一人である。

     

人気記事