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はがき伝道 427号 生死事大

  • はがき伝道 2024年4月29日

    はがき伝道 令和6年 1月 427号

     

     生死事大を生きる

     

     与えられた生命を生きることだ。

    御先祖様が命がけで伝えてくれた大事なこの生命である。

     

     この頃終活という言葉が流行っている。

    生命の大河、広大無辺の生命の紡ぎ合いで

    絆が繋がってきたことを考える時、

    終活という言葉はいらない。

    即今只今、当所、当所、

    今ここで与えられた生命を最後まで輝き切って

    生きることだと私は思っている。

     

     生かされている自分が今以上に

    輝くように自己を磨くことが楽しいではないか。

    終活なんて考えるだけ馬鹿馬鹿しいと思う。

    一息一息を感動する人生でありたい。

    毎日毎日朝の日差しを浴びて、

    夜寝るまでやるべきことが山ほどある。

    無駄も楽しむ。

     

     終活を考える時間があるなら、

    一呼吸の坐禅をしたらいい。

    その人に与えられた使命がある。

    その使命を気付くために

    自分探しをするだけで、

    終活は必要ないと思う。

    今の私にしかない人生を生きるのである。

     

     私は73年、今日まで失敗だらけの道を歩いてきた。

    しかし、どの時代を切り取っても

    思い出す度に思うことは

    吹き出すほど楽しいことばかりである。

    その時その時真剣に悩みもがき苦しんでいたはずなのに。

    年をとってその時代を振り返ると、

    なんであんなことで悩み苦しんでいたのかと思うのである。

    人生は長く生き続けたものが福を頂けることに気付いたのです。

     

     無駄を生き続けることである。

    今、私は本を読み、新聞は5社を読み、

    筆を執り、作務をする。

    毎朝一炷坐禅し、写経(臨済録序)し、

    一盌を頂くのが日課である。

    時間があれば囲碁をする。

    そんな毎日である。

    哲学書、歴史研究、

    雑誌『致知』は毎日欠かさず読むようにしている。

     

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